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67. 匿名 2019/10/12(土) 01:02:20
ブチン!!
客が床にこぼしたアイスティーを拭きながら、私はその音を聞いた。
「・・・・・・?」
自分から発せられた音のように思えたが、出処が分からず気のせいかと思った。
「本当にすみません」
目の前に立ち尽くした客が、雑巾で床を拭う私を見下ろして、申し訳無さそうに謝罪の言葉を述べる。
「いえいえ。お怪我はございませんか?」
私は客に尋ねた。彼女は少しだけホッとした表情を浮かべ、「大丈夫です」と首を振った。
「新しいお飲み物をお持ちしますね」
床を拭き終え立ち上がると、カツンと床に何かが落ちた。見ると、小さくて丸い・・・・・・ボタン?そう思うと同時に、私のズボンがずり落ちた。履き古したベージュ色のパンツが露になる。
咄嗟に客に目を向けると、彼女は呆然と口を開けて、私の下半身を見つめていた。血の気が引いた。先程聞こえた音は、ズボンのフロントボタンが弾け飛ぶ音だったのだ。
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