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37. 匿名 2019/10/11(金) 23:58:48
ガル子は酒を浴びるように飲んでいた。
台風の準備は完璧にできていて、後は神に祈るのみと考えたからだ。
そもそも普段飲まないガル子が飲んだのは2週間前の夫の行動による物だった。
夫から「今日は後輩と飲んでくる」と言われ、「どうぞどうぞ」という気分で返信したガル子は、ふと気付いた。
連休前と連休後に飲み会が集中していると。
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40. 匿名 2019/10/12(土) 00:04:52
>>37
「あらやだ、この旦那さんもしかして朝帰りかしら?」
老がる子の口元が意地悪そうにゆるんだ。
スマホを支えている左手の甲がジンと痺れた。
最近のスマホは重すぎる。
舌打ちしながらスマホを机の上に置いて、老がる子は素早く入力した。
「さんじゅうななさん、だいじょうぶですか?
だんなさん、あやしいですね…」
もちろん心配などしていない。
老がる子の心は乾いていた。
安酒の代わりに、陳腐な他人の不幸でその心を潤したかった。+17
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