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17. 匿名 2019/10/11(金) 23:39:05
吾輩の名前は木下優樹菜である。
澄んだ空が橙色に変わる中、吾輩は109へと足を踏み入れる。やばぃ、変わってなぃ。
其れが吾輩の口癖である。変わっていないはずはない。確かに変わったのだ。
大音量で流れるt.A.T.u.のユーロビートはなくなり、瞳が瞬きを加速させるほど蛍光色で彩られたココルルもない。メッカに集合!とあそこでも此処でも聞こえたあの声が、今ここには、ない。
ここは確かにマルキューだけれど、マルキューではない。吾輩の心の中が違和感を叫んでいる。
しかし私は脚を踏み入れる度に、変わってなぃ。そう言い聞かせるのだ。時代に取り残されないように。そして、あの頃の私にふとマウジ→の入り口で出会った時に、アンタ良い女になってるよと言うために。
今日、私はおばたんに法的処理を立てる。おばたんの周りに批判されても、渋谷がセンター街がローファーのかかとを履き潰した女子高生が、そしてその女子高生が抱える孤独が、私にエールを送ってくれるのだ。
負ヶるな、ゅきな。顔晴れ、ゅきな、と。+15
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