【閲覧注意】意味がわかると怖い話【深読み可】

[785. 匿名]

迷子センター前に不安げな小学一年生と、店員に案内され、同所にいた少年を見つけほっとした成人男性がいた。二人は親子だった。

雷翔(ライト)「うえ～ん、怖かったよぉ」
真彦「おいおい、先まで泣かずに頑張ってたのに。どこに行ってたんだ？」
雷翔「わたあめ屋さんがあってたからずっと見てたら、いつの間にかはぐれちゃって…！わーん」
真彦「もう会えたんだから泣くなよ。ほらティッシュ。大きくなったと思ったけど、まだまだ子供だな。そんなんじゃ、近所のルナちゃんに嫌われるぞ」
雷翔「(チーン)意地悪。なんで僕がルナちゃん好きなの知ってるの？」
真彦「こういうのは男同士分かるもんだよ。大丈夫、ママにも内緒にするから」
雷翔「絶対だよ。ねぇ、帰る前にわたあめ買っていい？自分のお小遣いで買うからさ」
真彦「ハハハ、まったくもう。その前にお店の人に一緒にお礼を言おうか？はぐれて直ぐ迷子センターに聞いたら、既に店員さんが連れて来てると聞いたけど、途中でまた迷子にならないか心配だったぞ」
雷翔「もう！また意地悪言った！」

二人は店員に頭を下げてお礼を言ったが、終始店員はひきつった顔だったそうだ。