宮藤官九郎、原口あきまさらがベストファーザー賞

[60. 匿名]

クドカンのエッセイ「俺だって子供だ」はいい本でしたよ。
実際、多忙なクドカンが育児に沢山参加できてるとは思えません。本自体も、育児エッセイではなく成長の観察という感じです。でも、その観察眼がクドカンらしくて、さらに愛情もたっぷりで、本を読み終わる頃には「私、ここんちの子になりたい！」と思えるような本でした。
育メンは子供のため、妻のためには確かにありがたい存在ですが、良い父親像ってそれだけじゃないなぁと。忙しいお父さんが、自分の事をどう思っていたのか、愛情の記録がこうして残っているかんぱちゃんは幸せ者だなと感じました。
出版された年にこの賞を受けてたら、すごく納得したと思う。