ガールズちゃんねる
  • 5434. 匿名 2017/11/15(水) 17:00:41 

    ODAとか支援とかは、実は銀行業務と同じなんですよ。

    まず銀行業務ってどういうことなんでしょうね。
    彼らは金を企業やら政府自治体やらに貸してその利払いで利益をあげています。
    しかしその貸してる金ってもともとどこから出てきてるんですかね。銀行が元々持ってたんでしょうか?違いますよね。
    市場から「借入してきている」わけです。
    銀行業務というのは「借りてきた金をどこかに貸してその間の金利差でもうける」行為なわけです。
    例えば利子2%で金を借りてきて利子5%で企業に貸せば、あいだの3%分が利益になります。

    ここで効率よく儲かる商売をちょっと考えてみましょう。
    日本は世界で一番金利が安い国の一つと言われます。
    日本で金を借りて、金利が高い国に行ってお金を貸しましょう。
    資金の調達コストが安いので効率的に儲けられますね。これが円キャリートレードです。
    円キャリートレード自体はもともと金利差でもうける事を考えて行われている訳ですが、円で借りて外貨で貸す都合上、副作用として円安圧力がかかることになります。
    これって何かに似ていませんか?そうです、これはまさに政府による為替介入そのものなわけです。
    つまり政府は政府短期証券を発行し(銀行が市場から借入するように)、それで集めた「円」を外貨に替え、その外貨を海外の何処かに融資している(銀行が企業に貸出するように)わけです。
    そしてこの融資されたものがまさに外貨準備に相当します。
    そして当然円キャリートレードと同様に金利差が生じることで運用益が計上されます。
    余剰金は更にどこかしらに貸し出されたり(=外貨準備のさらなる堆積に使われたり)、あるいは国際機関への拠出や質問にあるような外貨建ての開発援助などに使われることがあります。

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