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過食症の人ー!

208コメント2014/03/16(日) 05:50

  • 208. 匿名 2014/03/16(日) 05:50:24 

    わたしはおよそ六年間、摂食障害を患っていました。体型のコンプレックス、それによるいじめなどから拒食症になり、反動で過食症へと推移し、その後は拒食と過食を繰り返していました。思い返せばあの六年間、一度も普通に食事ができたことはありません。ほとんど普通に食事ができ、食事を楽しめるようになった今でも、何か不満を抱えると、食べることでしかそれらの感情を押さえられなかった当時の衝動の感覚が、生々しくがよみがえります。
    もしかしたら怒りがわいたり、辛くなる方もいるかもしれませんが、あえて思っていることを書かさせてください。わたしは摂食障害の治療の専門家でもないし、ダイエットからの摂食障害しか経験していませんが、どうしても同じような苦しみから抜け出せずにいる人に、拙いながらも思いを伝えたいです。

    過食症などの摂食障害は、なった人にしか本当の辛さは分からないと思っていました。だからこそ、家族も友人も心療内科の医師もカウンセラーも、誰も理解してくれない、誰も治してくれない、と思っていました。でもよく考えれば、「食べたくないのに食べてしまう」という矛盾した状態を、想像だけで理解することは、いくら専門家でも不可能だと思います。家族も友人も医師でさえも理解できないし、薬やカウンセリングでも治せないのなら、結局は過食という行為に関しては、現に過食をしている自分がどうにか止めるしかないと思います。治すためにはまず一歩、自分自身が今、この過食を止めなければいけないのです。今この過食を止めるのは、家族の行動でも友人の言葉でも病院の薬でもカウンセラーとの会話でもないと思います。ただしもちろん、そう思えるようになるためには、家族や友人、病院の先生方が必要でしたし、そして何よりもわたしにとっては、ありのままの外見も内面も愛してくれる恋人ができたからこそ、ありのままでも愛される自分を、ようやく認めて許してあげられたのだと思います。でもそこから過食の衝動をなくすまでは、本当に長い時間がかかりました。

    過食をしてしまった自分を、決して責めないであげてください。食べたくないのに大量に食べて過食をしてしまうのが、過食症という病気です。過食をしたからといって、吐いて元に戻そうとしたり、絶食をして取り戻そうとしたりしては、絶対に逆効果です。嘔吐や絶食は、また必ず次の過食に繋がります。嘔吐や絶食は、過食を帳消しにする行為ではなくて、つぎの過食を予約してしまうような行為です。過食をしてしまったら、もうその事実を悔やんだり責めたりしないで、次の食事はあまり過食しすぎないで、少しでも美味しく、少しでも楽しく食べれたらいいな、と小さな目標をたててみてください。もしも何度目かの食事で、いつもより過食しすぎずに、いつもより少しでも美味しく、楽しく食べられたなら、もう過食症を治すための道のりを、すでにゆっくりと歩いていると思います。焦らなくても、過食症を治したい、治さなければいけない、と強く強く思ってさえいれば、確実に良くなると思います。いつか、お腹がすいたな、何を食べようかな、ああ美味しいな、ああ美味しかったな、ごちそうさま、と言える日が、必ず来ますから…。そして過食が治ったと思えるようになったときに、なぜ自分が過食をしていたのか、何が不満だったのかが、少しずつ分かってくるかと思います。そうしたら今度は、それを満たしてあげるためにも、美味しく楽しく食事をして、あたりまえが幸せな生活をおくれるように願っています。同じ経験者として、陰ながらずっとずっと応援しています。
    とてつもない長文を投下してしまい、失礼いたしました。読んでくださった方、ありがとうございました。

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