ガールズちゃんねる
  • 81. 匿名 2017/01/07(土) 02:58:35 

    日本の治療現場における構造の問題もある。

    「日本では、『がんの医者』といえば外科医が主流です。がんと診断されたらまず外科に行く。ですが欧米では、外科医と放射線科医、抗がん剤を専門とする腫瘍内科医の3者が、その患者にとってベストな治療法を話し合うというのが基本です。

    多くのがんでは、手術と放射線治療の治癒率は同じというデータも出ていますが、日本人には『がんは手術で治すもの』という先入観がある。がんを取り残す可能性があると分かっていても、まず手術が選択されることも多い。日本での放射線治療の割合は約25%ですが、アメリカでは60%程度。日本は圧倒的に少ないのです」
    (東京大学医学部附属病院放射線科准教授の中川恵一氏)

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