【訃報】ファッションジャーナリストの大内順子氏が死去

[41. 匿名]

略歴：
生物学者の大内義郎の次女として中華民国（当時）の上海市に生まれる。父・義郎が上海自然科学研究所に勤務していたため、幼少期は上海の日本人街で育つ。

日本へ帰国後、青山学院へ進学。大学在学中はモデルとして活躍。画家の宮内裕が学生向けファッション誌のモデルを探していたことから知り合い、後に学生結婚する。卒業後は、雑誌、新聞、ラジオ、テレビなど、幅広い分野で、ジャーナリストとして活躍する。世界各地でのファッションコンクールの審査委員を歴任。パリ市、ミラノ市をはじめ、NYファッショングループ、FEC等より受賞歴多数。2001年、仏政府より芸術文化勲章オフィシエ章を受けた。
宮内裕との間に1女を儲ける。娘はインターナショナル・スクールへ通わせ、現在はニュージーランドに移住している。

交通事故で顔を負傷した。以来、人前に出る際は必ず顔の半分ほどもある大きなサングラスを着用し、大内のトレードマークになった。
2014年10月30日、胆管がんの為、神奈川県川崎市内の自宅にて死去。80歳没。