1. 2014/02/08(土) 15:13:57
>インタビューで前田氏は「化粧品産業は女性の心理と密接に関係している産業。最近はやり出した赤は気分が乗っていて、自己主張が強くなっているときでないと使いにくい色だ。景気が回復しつつある証しと言えるだろう」と続けている。アベノミクスが女性たちの好み、ひいては化粧品業界を動かしていると言える。
>「赤い口紅は単独で流行っているのではなく、黒髪、太い眉、白肌といった最近の流行とセットで流行っているようです。黒髪には、赤い口紅はバランスが良い。そして最近の若い女性は、メイクに対してポジティブです。自分のアラを隠すためではなく、より綺麗になるために、自分が楽しむために、メイクをするという意識が高くなっている。だからナチュラルもいいけど、たまには赤で印象を変えたいという気持ちもあるのではないでしょうか」
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古代エジプトから使われてきた口紅は、女性の唇を彩る不滅のアイテム。ここ数年は、淡いピンクやベージュなどナチュラルな色が主流だったが、ここ最近、若い世代を中心に「赤」人気が高まっている。過去に赤い口紅が流行したのは、1950年代の戦後復興期と、1980年代後半のバブル期。再び火が付いた背景には、景気の回復が影響しているようだ。とはいえ、「赤」にもいろいろあるようで――。「真っ赤な口紅がぐんと売れるようになった」と語るのは、資生堂会長兼社長の前田新造氏だ(日経新聞1月27日朝刊)。同紙のインタビューで前田氏は「化粧品産業は女性の心理と密接に関係している産業。