1. 2016/09/11(日) 16:11:05
女子らしさの象徴の色、女性を呪縛し抑圧する色。女の子は本当に”ピンク”好きなの? | ダ・ヴィンチニュース
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「ピンク=女の子の色」「女の子はピンクが好き」。 このようなピンクのイメージは、誰に教えられるわけでもなく、自然と共有されているものだろう。また女性なら「物心ついたころ にはピンクが好きだった」という人は多いだろうし、男性には「子供のころ はピンクのものを身につけるのが本当にイヤだった」という人もいるはずだ(筆者は泣きわめいて拒否した記憶がある)。 『女の子は本当にピンクが好きなのか』(堀越英美/Pヴァイン)は、そんな〈ピンク〉の歴史と、現代女児カルチャーの関係を考察した一冊だ。著者は2児の母で、「『女の子の色はピンク』なんて押し付けの考えだ」と思っていたそうだが、長女は3歳を前にピンクにしか
多くの人が気付いているだろうが、現在はおもちゃもベビー服も、女児向けの製品は ピンクを中心にパステルカラーのものばかりだ。戦隊モノの女性キャラは決まってピンク。大人になっても、女性向けキャンペーンのポスターはピンク。従来の製品の女性向けラインが登場したら、イメージカラーはピンク……。
これだけピンクにまみれていれば、「ピンク=女の子の色」という認識が広まるのは仕方がないことだろう。ちなみにピンク=女の子の色という認識が定着し、世界に広まったのは第2次世界大戦後だと本書では紹介されている。ピンクの好みに生物学的な男女差があったとしても、現在は「ピンク=女の子の色」のイメージにもとづき女性向けの製品が作られ、それが「ピンク=女の子の色」というイメージを強化しているのは間違いない。
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出典:instagram.com