1. 2016/07/24(日) 17:15:54
日本臨床皮膚科医会と日本小児皮膚科学会は昨年、「学校生活における紫外線対策に関する具体的指針」を共通統一見解として発表した。いくつかの実証実験結果を踏まえて、「耐水性」「ウォータープルーフ」表示のある日焼け止めは「プールの水質を汚濁しない」とし、必要に応じて子どもに使用を許可するよう求めた。
そもそも、使用を許可しない学校があるのはなぜか。
多くの場合、日焼け止めの扱いは、設備や児童・生徒数などに応じて学校長が最終判断することになっている。制限される場合の主な理由は、「プールの水が汚れる」ということのようだ。日本学校保健会発行の「学校における水泳プールの保健衛生管理」に「一般的な日焼け止め剤を、無条件に全員が使用することを容認すると、プール水の汚れの要因になる」という記述があり、これを根拠とする関係者もいる。
出典:images-dot.com
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小中学生の子どもを持つ親が、夏になると直面する問題。それが、「プール授業での日焼け止め禁止」だ。皮膚科医からは対策を求める声も上がるが、「禁止」が続く。「小学3年生の息子はアトピー性皮膚炎で、紫外線を浴びるとすぐに肌がガサガサになってしまいます。そこで、プールの授業で日焼け止めを使わせてくれないかと学校にお願いしたのですが、副校長先生に『水が汚れるからダメ』と言われてしまいました。ウォータープルーフでもダメなんですって……」2人の子どもを東京都渋谷区の公立小学校に通わせる女性(39)はこう話す。「紫外線の害がこれだけ知られているのに、日焼け止めを禁止するなんて、おかしいですよね」(女性)