1. 2016/06/30(木) 00:40:48
出典:www.asahicom.jp
松浦院長は「スクリーニング(解析)は女性と国外の検査機関が契約を結んで行った。クリニックが行った体外受精は学会に準拠している」と説明。「子どもができずに困っている人を放ってはおけない。この問題を多くの人に知って頂くため発表した」と述べた。
着床前診断ネットワーク 着床前スクリーニングとは 出生前診断との違い
pgd.ne.jp
出生前診断とは、妊娠中の胎児の異常を調べる検査です。 遺伝病や染色体異常を確定診断するために、国内で最も頻繁に行われている出生前診断は羊水検査で、妊娠15週前後に胎児の周りを包む羊水に針を刺して吸引して、その中に含まれる胎児の細胞の遺伝情報を検査します。 その他、妊娠11週前後に受けられる絨毛検査、超音波検査なども出生前診断に含まれます。
着床前の受精卵の検査は、夫婦のどちらかが遺伝性の病気の保因者である場合に受ける着床前診断と、夫婦には原因の無い偶然起きる異常を調べるための着床前スクリーニングの2種類に分類されます。
着床前診断・着床前スクリーニングは、受精卵が子宮に着床して妊娠が成立する前に、受精卵の染色体や遺伝子に異常がないかどうかを調べる医療技術です。
+626
-19
浜松市中区の不妊治療専門医院「アクトタワークリニック」の松浦俊樹院長が28日、「県内在住の33歳の女性患者が着床前スクリーニングによる妊娠・出産に成功した」と発表した。着床前スクリーニングは流産や不妊を減らすなどとして海外で広まっているが、日本産科婦人科学会はまだ認めていない。 松浦院長の説明によると、クリニックで体外受精をし、米国の検査機関で受精卵の遺伝子や染色体に流産などにつながる異常がないか解析。女性の子宮に戻した後、今年4月に正常分娩(ぶんべん)したという。