1. 2016/05/29(日) 00:04:21
改正前はペットショップやブリーダーが「不要になった犬猫」を殺処分をしてもらうため、各自治体に持ち込み、殺してもらっていたが、改正動物愛護法が施行され、自治体が犬猫の引き取り拒否をすることが可能になったのだという。
・病気になって死んでしまう犬猫
そこで大きな注目を集めるようになったのが、「不要になった犬猫の引き取り屋」。不要になった犬猫を有料で引き取るのが仕事である。あくまで「殺処分」が表面化していないだけかもしれないが、引き取り屋は犬猫を殺すことはないらしい。しかし適切な面倒を見ず、衰弱したり、病気になって死んでしまう動物が多くいるそうだ。以下は、元引き取り屋の男性が番組内で話したコメントである。
・元引き取り屋の男性コメント
「(飼育は)全部できてたかというとそうでもない。やっぱり扱いは雑になります。モノっていうか、はっきりいってカネにみえる。ワンちゃんが『諭吉』に見える。このワンちゃんは『諭吉3枚』くらいだなとか」(番組内のコメント)
出典:buzz-plus.com
「以前は売れなくなった子猫を川に流していたペットショップもありました。動物を育ててペットショップに卸すブリーダーが、売れないし育てられないと判断した犬を土に生き埋めにしたケースもあると聞きます。また、犬を虐待死させているのが一目瞭然な人がいたとしても、警察はなかなか本腰を入れて動いてくれません。そのため、多くの犬が虐待死されている事実もあります。おそらく、個人や業者によるペットへの虐待や殺処分は全国規模であるのではないでしょうか」
・殺処分されずに助かる命
殺処分される予定の動物たちをチェックすることができるサイトが、インターネット上にある。
保健所で殺処分を待つ犬の情報を見られるサイト / 引き取り人が現れると助かる | バズプラスニュース Buzz+
buzz-plus.com
保健所に収容された犬は、一定の期間をおいて殺処分となる。飼い主や引取り人が現れれば助かるが、そうでなければ、その犬の命はそこで絶たれる。 ・収容期間もリアルタイム掲載 保健所に収容されている犬の情報が掲載されているサイトが、インターネット上で注目を集めている。単に犬の情報を載せているだけでなく、すぐに引き取れるように、細かい連絡先なども掲載されている。
連絡を取れば、殺処分されずに助かる命になる。ペットを飼いたいと思っていた人は、ペットショップに行く前に、サイトをチェックしてみるのもアリかもしれない。
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ペット社会の闇が深すぎる。野良犬、野良猫、捨て犬、捨て猫、あらゆる動物たちが保健所という名の「命を落とす場」にやってくる。それゆえ、以前から保健所に怒りの矛先が向けられ、敵視される存在になっている。しかし根本的な部分を考えると、保健所が問題なのではなく、モラルと法が大きな問題であることに気が付く。 ・自治体が犬猫の引き取り拒否 2016年5月26日(木曜日)に放送されたNHK番組「クローズアップ現代 ~追跡ペットビジネスの闇~」で、3年前に改正動物愛護法が施行されたことが報じられた。