1. 2016/02/16(火) 19:29:44
「子供が欲しかったのなら、早めに結婚したらいいのに。そこで税金が使われるのは無駄」
「生まれない子どもに税金を使わないで。生まれてくる子供、赤ちゃんに税金を使ってほしい」
これはいずれも「東京都・20代女性」の声。このテーマは既婚で子どものいない、今年48歳になる小野アナウンサーの心を深く突き刺す問題でもあったようで、「40代の不妊治療をもっと手厚くしないと少子化は止まらない」という意見を読み上げた後、涙をこらえながら、こう力説していました。(中略)
さらに最後はふり絞るような声で、40代女性の気持ちをこう代弁しています。
「20代30代の、今、もうちょっと仕事頑張らないとっていう時期、産めるような社会でもなかったですよね? 『そんな状況じゃなかったんですけど!』っていう、その辛さをどこに振り向けたらいいのかな…」
(中略)
「実はこの番組を作ったディレクターも私と同じ世代で、気が付いたらタイミングがとっくに過ぎてましたという人」の発言を、こう明かします。
「私たちは、捨て石だと思うんですよ。でも小野さん、いい捨て石になりましょうよ。この無念を良いエネルギーにして、世の中に貢献できること探しましょうよ」
さらにスタジオに向けて「良い捨て石になるには、どうしたらいいと思われますか?」と問いかけました。
(小野文惠アナ)
出典:i.ytimg.com
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2月13日、不妊治療を特集したNHK総合「ニュース深読み」の放送中、司会の小野文惠アナウンサーが「子どもを産めなかった我々(世代)は社会の捨て石だ」と言ったディレクターの発言を明かし、スタジオ内の全員が絶句する場面がありました。 不妊とは「1年間男女が子作りを続けても妊娠に至らない場合」をいい、検査・治療経験のある夫婦はいまや6組に1組。治療には肉体的・精神的・経済的な負担が重くのしかかります。(文:篠原みつき) 「生まれない子どもに税金使わないで」に涙浮かべ反論 1回30~60万円かかる体外受精の成功率は40歳で8.3%、45歳に至っては0.8%と、年齢と共にさらに険しい道のりに