1. 2025/11/25(火) 23:31:51
ある女性はタワマンに隣接するスーパーマーケットで、小さな子どもたちがばらばらにお弁当類を購入している様子を見たという。
この点が気になった女性が同じタワマンの住民たちの何人かにヒアリングすると、両親共働きで家をほとんど不在にしていて、たった一人、家でテレビを見ながら夕食をとっている子どもたちが予想以上に大勢いることを知ったという。
これはよくないと考えた女性は早速行動した。タワマン内にある共有スペースを使用して「子ども食堂」を始めたのだ。
「夕食のときに誰とも顔を合わさず、子どもが一人で黙々と食べている光景を想像すると何だか寂しいじゃないですか。そう思って子ども食堂をスタートさせたのです。
でも、わたしがターゲットにする子どもたち、来てほしいと思っている子たちは誰も顔を出さないのです。子ども食堂のお知らせは確実に伝わっているはずなのに……。そこに来るのは、普段からつながっているご家庭の子どもたちばかり」
「わたしが当初ターゲットにした子どもたちは、そもそも一人きりで夕食をとることに慣れきっていて、それを別に寂しいとは微塵も感じていない。むしろ動画を見ながら自由にしていられる時間を手に入れているのかもしれない……そういうことに気づいてしまったのですよ」
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タワマン内が共働き世帯ばかりで、付き合いも希薄な子どもが多いと知り「子ども食堂」を始めた女性。しかし来たのは…<タワマン独特のコミュニティ>から孤立する子どもたち ネオ・ネグレクト 外注される子どもたち|人間関係|婦人公論.jp