1. 2025/11/24(月) 14:48:35
「休まない美徳」意識が最も高かったのは、なんとZ世代(26.06%)。次いでバブル世代(24.01%)だったのです。
“休まないこと=美徳”という考え方は昔からありましたから、バブル世代にそういう人が多いのは理解できるのですが、Z世代にいちばん多いというこの結果には驚きました。
しかも、Z世代には、体調が優れないときでも「無理して会社に行く」、「なるべく欠勤はしない」と回答した人が多かったとのことです。
カウンセリングをしているなかでも、実はその傾向が見られます。
今の20~30代の人たちは、周囲にとても気を遣っています。とりわけ、「迷惑をかける」ことに非常に過敏で、「相談したいけど、先輩や上司に迷惑をかけるからできない」と言う人が多く存在するのです。そして、相談できず1人で仕事を抱え込み、残業せざるを得ない状況に陥っています。
相談ですら気を遣うのですから、休んで人に迷惑をかけるなんてとんでもないことだという意識があるのでしょう。
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