1. 2025/11/09(日) 15:42:17
「本というものは、長文を全部読まなくては完結しないコンテンツ。しかも、本そのものは面白そうだと思っても、途中ダレてしまうパートが続いたりすることもあるから、タイパも悪いし、そもそも値段が高い」
ネットの場合、自分が見たいコンテンツや記事を能動的に探し、一つのコンテンツを完結させるのにそこまで時間がかからないという。さらに、広告が入っているため無料なので、節約もできる。しかもこうも言う。
「本に書かれた情報は大体ネットでも転がっていると思う。著名な作家や研究者が書いたコンテンツは本の形になっているが、ネットの情報でもかなり満足できるレベルの情報は獲得できる。むしろ、『大御所』とされる人の意見よりも、ネットの無名の投稿者や専門家やクリエイターの方が本音で鋭いことを言っているケースも多い」
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ここ数年、急速に「本を読まない若い人が増えている」と感じる。彼らに本を読まない理由を訊ねると、若干詭弁に聞こえるところもあるものの、あくまでロジカルな回答が返ってきた。基本的には「我々のような若者はデジタルに慣れ過ぎているので、あなた方高年齢の人とは思考が違うんです」というのが理由である。要するに、「本を読む人は古臭いんですよ」という主張を言葉の端々に感じるのだ。…