1. 2025/11/06(木) 23:15:35
協会は「捕殺だけでは問題が解決しないことは、これまでの状況から明らかです」と指摘。出没防止、緩衝帯整備、追い払いなどの「被害防除」への予算投入を求めた。
「いくら自衛隊や機動隊を入れて、捕殺し続けても、絶滅寸前まで捕殺しないといけなくなる。長い目でみれば、動物の来ない集落をつくるほうが効果が上がる。人身事故を防ぐためにも防除に予算をと、国にも自治体にも訴えていきたい」(室谷さん)
「(ゴミなどがクマを寄せ付けているとして)近づけてクマを呼び出しているのは私たち」「呼ばないことが大事。呼ばないイコール人的被害にならない」(北海道支部長の鈴木ひかるさん)
「2023年にも大量出没があり、推定生息数の半数が捕殺されたが、現在も状況はよくならず悪化し、当時よりも早いペースで捕殺が進んでいる」(秋田県支部長の井阪智)
「子グマを殺すのは人道的にも問題。クマだから殺してよいという風潮が広がるが、子グマに手をつけるのは間違っている」(岩手県支部長の東淳樹さん)
出典:asset.bengo4.com
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【弁護士ドットコム】自然保護団体「日本熊森協会」(本部・兵庫県西宮市)