1. 2025/10/21(火) 11:55:02
School POPは、これまでに24都道府県の乳業メーカーに採用され、急速に普及が進んでいます。ストロー1本を0.5グラムとして計算した場合、全国で年間300トンのプラスチックを削減できる見込みで、これはペットボトル3000万本に相当する量です。それでも、増田さんは「ストローの削減そのものが環境にいいというより、考えるきっかけになる教育効果が評価されています」と言います。School POPを紹介するホームページに学校の先生から感想が寄せられることも多く、「紙パックはメーカーとの取引が中心で、消費者の声に接することがこれまではなかった。とてもうれしく思います」と手ごたえを感じています。
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学校給食の”ストローレス”の流れに先鞭(せんべん)をつけたのは、2020年に登場した直飲みしやすい牛乳パック「School POP」です。 開発したのは、日本製紙です。国内の学校給食では年間15億本の紙パックの牛乳が提供されており、うち8億本を日本製紙が製造しています。同社によると、そのうち6億本がすでにSchool POPに置き換わったそうです。