1. 2025/08/19(火) 18:39:32
しかし、それと同じくらい多いご意見が「障害者が子どもを産むな」「産まれてくる子どもがかわいそう」といったものだ。たしかに、セルフネグレクト癖があるため妊娠に気づくのが遅れたし、自らの世話すらできない人が産むのはどうかと自分でも思っていたので今まで積極的に子どもを持とうと思っていなかった。だからこのようなコメントが来るのは想定内ではあった。
「発達障害者が産むと子どもがかわいそう」と言われがちだが、健常者でも子どもを虐待したり毒親になったりしている人もいる。発達障害だから出産や育児が厳しい、子どもがかわいそうな目にあうとは限らない。
それに、知り合いでも発達障害当事者で出産・育児をしている人が多くいる。中には子どもの発達障害が判明して自分もそうかもしれないと思って医療機関を受診したところ、自分も発達障害だとわかったというケースも珍しくない。そういう場合、親子とも治療を受けたり子どもを療育に通わせたりしている。
発達障害は遺伝することもあるが、逆に健常者から発達障害の子どもが生まれることもある。必ずしも遺伝するとは限らないので「発達障害の親からは発達障害の子どもが生まれる。だからかわいそうだ」という意見には少し懐疑的だ。
もし私のお腹の子に発達障害が遺伝したとしても、早期発見、早期療育に繋げて生きづらさを減らせればと思っている。
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37歳で想定外の妊娠をしたフリーライターの私。