1. 2025/07/16(水) 15:33:44
そして、どうしてもやや「過保護」になってしまうのは、現実に育児を女性たちに丸投げしてきた男たちが制度を考えているからです。
これまでも指摘してきましたが、男は自分の妻に、専業主婦であってもらったほうが、都合がいいわけです。
基本的な概念として日本社会には、キャリアを犠牲にするのは女性たちで、男性ではないという考え方がしみついています。この状態を何とかしなくては、根本的に変わることはないでしょう。
「子持ち様」論争を解消するために必要なことは、企業が独身女性や、子どものいない女性たちの意見をきちんと聞いて、それを受け止め、評価制度を成果主義、貢献主義に改めることです。だれにとってもフェアな制度の構築が急務です。
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…給料も変わらない、休む前のポジションも絶対に保証されている──そう言われたら、誰だって100%安心して、仕事のことなど忘れてプライベートに集中しますよね。 この無条件の「ポジション保証」「原籍復帰」ルールが会社の人事の歪みを生み、女性同士の“もやもや”や“いがみ合い”を生む原因にもなっています。 だからこそ、本人が意識を高く保てるように、キャリアから脱線しない程度にコミットしながら、自身のライフイベントに専念してもらう。