1. 2025/07/09(水) 14:46:29
ようやく医学部に合格するも、齢はすでに29。<略>
ただ、現役生から見れば11歳も年上の“おっさん”である。異物のような目で見られ、実習のときに話しかけても校内で挨拶をしても無視される。<略>
人間関係に悩み、今度はジンジンさん自身がうつになってしまう。
「医学部は6年制ですが、私はそういう状況で6回の留年と2年の休学があり、結局、大学に14年も通うことになってしまいました」
この時点で43歳。
不惑の年を過ぎても惑いまくるジンジンさん。それでも「なんとか卒業できたから、今度こそスムーズに医者になれる!」と息巻いた。なにせ医師国家試験の合格率は約90%だ。<略>
今年3月、5度目の医師国家試験に不合格となり、ジンジンさんは31年目の”医師の卵”となった。
出典:shuon.ismcdn.jp
そんな言葉を受けてもジンジンさんは「決めるのは病院。私はただ、がんばるのみ」「諦めかけている人のそばに立てる医者になりたい」と前を向く。
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大学医学部を目指して11浪、その大学の卒業には14年も要し、卒業後の医師国家試験では5年連続不合格……。夢を追いかけて30年、「それでも私は決して諦めません」――“48歳の医者の卵”、ジンジンさんの数奇な人生