1. 2025/06/19(木) 18:18:11
まさえ(37歳、仮名)は、2人の男性と仮交際をしていた。1人は小太りで見た目はタイプではないが、上場企業勤務・年収900万円のとしお(41歳、仮名)。もう1人は背が高く、ハンサムで清潔感もあるが、年収500万円のたかし(39歳、仮名)。…(中略)…
どちらも決めきれず、答えを出せないまま交際を続けていたところ、思いがけない連絡が、としおの相談室から届いた。
「ほかの女性と真剣交際に進むことになりましたので、交際終了をさせてください」
その瞬間、まさえの中で何かがすとんと落ちた。後悔なのか安心なのかはわからなかったが、「もう迷わなくていい」と心が軽くなった。そして、次のデートでたかしに「交際を前に進めたい」という気持ちを伝えようと思った。
そう決めていた矢先に、今度はたかしの相談所から、“交際終了”の連絡が来た。終了理由は、こうだった。
「一緒にいて楽しい時間は過ごせるのですが、お金の使い方の価値観が合わないと思ったようです」
“情報通の自分”をアピールすれば、たかしに気に入ってもらえると思い、インスタで話題のレストランを探しては、デートで訪れることを毎回のように提案していた。でも、それが彼にとっては、金銭的な負担になっていたのだろう。
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決断しないといけない局面で迷う人というのは、その先にある失敗を恐れていることが多い。“こういう失敗をするかもしれない”“ああいう危険があるかもしれない”“それを避けるためにはどうするか”と、あれこれ…