1. 2025/05/19(月) 12:23:50
「双極性障害の発症年齢で多いのは20~30代です。ただ、更年期にうつ症状がひどくなり、受診したらじつは双極性障害だったという“隠れ双極性障害”の方は少なくありません」そう警鐘を鳴らすのは、メンタルと睡眠が専門の上島医院(大阪府大阪狭山市)院長・渥美正彦さん。
「うつ病と双極性障害の大きな違いは、テンションの高い躁状態があるかないか、です。うつ病の場合は、気分の落ち込みだけですが、双極性障害の場合は、うつと躁状態を繰り返します」(渥美さん、以下同)
しかし、患者本人は、自分が躁状態にあるとき、それを自覚できていないケースが多いという。
「うつ症状がひどくなって初めて受診する方が多いのですが、躁状態があることを見逃され、うつ病と誤診されるケースがあります」
本人が、躁状態にあることを自覚できないのは、活動的で自信がみなぎっているので「いまは絶好調!」と思い込んでしまうため。それを医師に報告すべき異変だと思わないのだという。しかし、ここでうつ病と誤診されると、抗うつ剤が処方されて適切な治療が受けられず、症状が悪化しかねない。
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《広末は、“双極性感情障害”および“甲状腺機能症”と診断されました。当面の間、すべての芸能活動を休止し、心身の回復に専念いたします》 5月2日、広末涼子(44)の所属事務所は公式ホームページ上でこのようなコメントを発表した。