1. 2025/04/02(水) 20:09:02
定員に対する入学者数の割合を示す入学定員充足率も、90%程度だった平均値が21年度以降に悪化し、24年度は70%に。文科省によると、私立短大の約7割の収支が赤字傾向だ(22年度)。18歳人口が直近20年で35万人減った少子化や、20年度の給付型奨学金の導入など低所得世帯の支援が拡充された影響とみられる。
また、基準以上に定員割れが続く短大が国の修学支援制度から外される措置が24年度に始まり、31校が該当した。この制度で支援を受ける私立短大生の割合は大学生より高い。支援制度の除外校を敬遠した受験生が少なくないとみられ、外された学校のうち14校が募集停止を決めた。
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少なくとも45校の私立短期大学が、2025~27年度に学生募集を停止する。日本私立短期大学協会(私短協)の集計で判明した。全体の16%に上る。