1. 2025/03/28(金) 12:31:43
金沢工業大学の長尾隆司教授の研究からうまれた、「インターネットコオロギ」という言葉をご存じでしょうか?コオロギは通常、群れで飼うのが一般的ですが、1匹ずつ別々に飼うと、体が大きく育つのだそうです。オスのコオロギは、ヒエラルキー(上下関係)を決めるためにぶつかり合うのですが、群れの中で育ったコオロギ同士だと、優劣がついた後はそれ以上争いません。
一方で、単独で育ったコオロギを群れに入れると、相手が死ぬまで攻撃し続けるという研究結果が出たそうです。
また、単独で飼われたオスのコオロギは、気に入ったメスを見つけると、そのメスが逃げても追いかけ回し、最終的にうまくいかないと殺してしまうことがあるようです。
長尾教授は、このようなコオロギの行動を、インターネット環境で育った人々に例えて「インターネットコオロギ」と呼びました。これはあくまでコオロギの実験の話ではありますが、群れの中で育たなかった個体が集団に加わると、他の個体を必要以上に攻撃してしまう、という結果が出たんです。
昔は、公園に行くといろんな年齢の子どもたちがあつまっていて、皆で一緒に遊ぶのが当たり前でしたが、特にコロナ禍以降は家の中でゲームやインターネットを使う時間が増え、そのような機会が減ったと感じます。これにより、他人の気持ちを察する能力や思いやりの心が育つ機会も、以前より少なくなっているのではないでしょうか。
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キレる子たちに、共通する特徴はあるのでしょうか。