1. 2025/03/05(水) 10:43:28
長男(50)は高校生だった1991年、所属したサッカー部の自主練習中に交通事故で大けがを負った。脳挫傷の後遺症で身体が不自由となり、全ての日常生活には介助が必要となった。返事以外の発語はなかったという。被告は自宅をバリアフリーに改修し、献身的に介護を続けた。食事や排せつ、入浴をはじめ、床擦れや体の硬直を防ぐための体位交換を欠かさなかった。介護施設に通うことはあったが、自宅ではいつも一緒に過ごしていた。被告人質問で弁護人からその理由を問われると、「私が離れようとすると、ウーンと声を出してさみしそうな顔をしましたので」と答えた。
ここ数年は自身の体調が悪化。メニエール病を患い、めまいや吐き気に襲われた。ほかの家族への負担を考えて相談ができず、犯行に至った。
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承諾を得て長男を殺害したとして、承諾殺人罪に問われた男の被告(82)=滋賀県野洲市=の初公判が13日、大津地裁(大嶋真理子裁判官)であり、被告は起訴内容を認めた。