1. 2025/03/03(月) 13:00:09
「『学級崩壊』は、シンプルに言うと1つのクラスが荒れていることを指すのに対し、『学校崩壊』はそれが学校全体に及んでいる状態を指します。学級崩壊の場合は、担任の言うことを聞かなくても隣のクラスの先生や校長の言うことは聞くケースが多いのですが、学校崩壊は誰の言うことも聞かないため、より深刻です」
庄子氏によると、学校崩壊の中身は中学校と小学校で違いが見られるという。
「中学校は教科担任制で、先生が学年で固定されるため、学級崩壊というより『学年崩壊』が起きやすく、そこから学校崩壊につながる傾向があります。生徒間の暴力やいじめ、授業の放棄、先生への反抗、飲酒・喫煙といった生徒の行動に起因することが多く、問題行動を起こす生徒が卒業するまで改善しにくいこともあるのが特徴です。ただ、こうした目立った問題行動はほとんどなくなっており、それよりも不登校のほうが課題となっています。学校崩壊は小学校のほうが深刻だと思います」
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「あくまで実感値ですが、コロナ禍以降、『学校崩壊』の事態に直面する学校が増えている印象があります」。そう話すのは、ベネッセ教育総合研究所教育イノベーションセンターで主任研究員を務める庄子寛之氏だ。