1. 2025/01/30(木) 21:08:50
無駄をしないという意味では、身につけるものも同じです。たとえば、私は洋服でいえば、かの〈ファッションセンターしまむら〉の愛用者です。
時計なども、私は1900円くらいのものしか買いません。今実際に使っている時計もその価格でソーラータイプ、光発電をするので電池交換せずに何年も持つ。ロレックスなどはかなり重さがありますが、こちらはごく軽いのも良い。プラスチックや金属のバンドはかぶれてしまうので、私は革バンドに限っています。そのバンドもドン・キホーテなどで、ごく安価なものを探して、傷んできたら自分でバンドのみ付け替えて、何年も使っています。
やたら時計道楽をしたり、スポーツカーに凝ったり、ステレオに無法なまでのお金をかけたり、そういう男がしがちの「道楽」ってものは、ありていに言ってお金の無駄です。(中略)一番つまらないのが「見栄を張る」ことです。人に自慢をしよう、誰かにマウントを取ろうといった気持ち、「あいつよりいいモノを持っている」などと、自他を比較するのは大変にいじましい精神で、節約には大毒であります。
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12万部超えのベストセラーとなった『節約の王道』の著者・林望さん。