1. 2024/12/28(土) 22:04:53
若者は自分の意思で地元を離れて東京に移り住んでいるのだが、しかしあえて悪く表現すれば、(東京の“平均”所得を大幅に押し上げる)資本家が享受する豊かさや利便性のために誘われてわざわざ「搾取」されに行っているともいえる。かりに北陸や東北に地元があるなら、そこにいたほうが豊かな暮らしを送れるかもしれないのに、それでも離れるのだ。東京がまぶしいからだ。
ある若い人がいたとする。その人がもし東京にある大企業に就職が内定していて、早々に年収が1000万を超えるようなキャリアを歩む見込みがあるのなら、東京で暮らしてもきっと搾取とは縁のない暮らしを送ることができるようになるだろう。だがそういう見通しがとくにないのなら、この街に来ることはあまりお勧めしないし、何年か暮らしてもキャリア展望が開かず自分の生活のレベルが上向かなかったなら、さっさと「見切り」をつけて離れるのも真剣に検討するべきだとさえいえる。
東京になんとなくやってきて、若い時間を「安い人材」としてズルズル過ごし、ライフステージもライフプランも空白のまま惰性で過ごしていると、あっという間に若い時間は底をつき、本当に取り返しのつかないことになる。もっとも「資本家」の立場からすれば、そうやって考えなしで東京にだらだら留まる人がたくさんいてくれたほうが懐が潤って、便利で豊かな暮らしが引き続き送れるので願ってもないことなのだろうが。
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「地方には仕事がないから」だけでは説明できない…「貧しい街・東京」に若者を吸い寄せる"キラキラ感"の魔力 物価は高く、新築のマイホームは夢のまた夢 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)