1. 2024/12/25(水) 12:11:31
小学3年生の息子を持つ大阪府の小林さん(40代/仮名)は、「給食が少ないし、質素」と不満を漏らしていました。子どもがお腹をすかせて帰宅することもあるようです。「子どもによって食べる量も違うと思いますが、これから高学年になってどんどん食べ盛りになってくるので、現状の量だと心配」と話します。(中略)
一方、小学3年生の子を持つ高橋さん(30代/仮名)は、子どもが偏食ぎみで、給食を残してしまうこともあるそうです。
「先生から叱られることはありませんが、苦手なものを残してしまうと先生に付き添われながら、昼休みも使って食べているようです。お友達が遊ぶなか、自分だけが残って給食を食べる状況に、子どもながら抵抗感を覚えているようで……」
家庭では、味付けなどで好き嫌いを克服するための工夫をし、家で食べられるようになったものもあるようです。一緒に付き添ってくれる先生には感謝しつつも、「家でもしっかりごはんは食べているし、給食は食べられる範囲でいいから、完食させようとするのはやめてほしい」と高橋さんは訴えます。
+25
-46
子どもたちにとって楽しみのひとつと言える学校給食をめぐり、「量が少なくなっている」「完食指導は良くない」などと言われるようになっています。令和になり、学校給食がどのように変化しているのか、保護者や教育現場の声を聞きました。