1. 2024/12/24(火) 23:19:02
実際に子供たちに食べさせるときは、0歳と1歳児混合のクラスでは成長にあわせて、保育士1人で子供1~3人ほどに食べさせています。
スプーンで食べさせる場合は、3分の1から半分くらいの量をすくって食べさせていました。
詰め込み過ぎないように注意が必要な子供に対しては、目の前に置いた取り皿とは別の皿を保育士が使い、料理を取り分けたうえで、少しずつ取り皿に置いていきました。
また、食事中の姿勢にも、保育士は注意していました。
保育士:
「姿勢が悪くて首が曲がってしまったりだとか、体の向きが横に向いていたりすると怖いので、なるべく『まっすぐ』を意識していますね」
食事の場には、料理を作った調理員もいました。
調理員:
「これくらいの刻みでいいかなとか、食べにくくないかなとかをクラスの担任と相談しながら共有している」
この日の食事にかかった時間は45分。子供を預かる保育の現場では、調理員や保育士の細やかな気配りや工夫がありました。
食事中の“姿勢”にまで目配り…命を失うこともある園児たちの『誤嚥』離乳食に細心の注意を払う保育の現場 | 東海テレビNEWS
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北海道札幌市の認可保育園で2024年10月、1歳の男の子が、給食を喉に詰まらせて死亡しました。乳幼児が食品を誤嚥して死亡する事故は2019年までの6年間で約60人が死亡しています。保育の現場を取材すると、事故が起きないよう調理はもとより、子供に食べさせるときまで細やかな注意をしていました。
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