1. 2024/11/28(木) 09:42:24
保険会社へ一般職として新卒入社したIさん(40代・女性)は、ネットに氷河期世代の声が数多いことについて「ネットを使いこなす世代でもある」ことを指摘する。「私も大学受験はめちゃくちゃ頑張ったのに、就職では総合職には入れず、一般職でした。政府が今頃になって少子化対策、氷河期世代救済などとうたっていますが、正直、今頃言われてもという感じ。これからどうこうするには年齢を重ねてしまったし、とはいえ忘れられるのもイヤなので、やり場のない思いをネットにぶつけているだけです。承認欲求といえばそうなのかもしれません。就職した頃に携帯電話やパソコンもあって、ネットに対しても上の世代より馴染みがあるのも大きいのでは」(Iさん)
(中略)
世代によって、それぞれの言い分は当然あるだろう。自身を“ゆとり世代”だという30代のOさん(フリーター・男性)は、「氷河期世代で優秀な人って、ハンパなく優秀というイメージがある」と言うが、ネットで見かける“氷河期世代の言い分”については、「そう言われても……」と苦笑いだ。
「ゆとりはゆとりで言いたいことがありますよ(笑)。氷河期はたしかに悲惨だったんだろうなとは思いますが、就活大変だったという話をされても、正直知らんがなという感じです」(Oさん)
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バブル崩壊後の雇用環境が厳しい1993年から2005年頃にかけて就職活動を行ない、なかなか思うような職に就けなかった「就職氷河期世代」。