1. 2024/11/28(木) 00:16:14
「1つに、ふりかけは物価の優等生という点が挙げられます。実質賃金の減少期間と、ふりかけの市場規模が拡大した時期はほぼ一致しています。ふりかけといえば、朝ごはんや昼食のお弁当のお供というイメージがありますが、現在はインフレで家計が苦しいため、作れるおかずが少なくなっています。それを補うために夕食でもふりかけが登場するようになりました。」
「高度成長期、日本のお母さんたちは“良妻賢母”のイメージから、食卓にふりかけを使うことに罪悪感を覚えていました。当時は、自分が楽しくふりかけを食べた記憶を持つお母さんが少なく、子どもに『おかずがあるのだから、ふりかけではなくおかずでご飯を食べなさい』と注意することが珍しくなかったのです。ところが、ふりかけをおいしく食べた記憶を持つ団塊ジュニアが親世代になった2000年代前半から、親子でふりかけを味わう光景が当たり前になりました」
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2024年は日本で最も「ふりかけ」が売れた年になるかもしれない。 | 概要