1. 2024/11/18(月) 17:34:36
国立成育医療研究センター(東京)が令和2年に1歳未満の子供がいる3514世帯を対象に行った調査によると、うつの可能性が高いと判断された男性は11%。女性は10・8%とほぼ変わらない結果となった。
産婦人科医で産後のメンタルヘルスに詳しい平野翔大医師は、「女性の産後うつは、産後ホルモンの減少によって気分が落ち込んだり不安になったりするマタニティーブルーが要因の一つである。一方で、男性にはマタニティーブルーはないが、女性と同じように育児に対する不安や仕事と育児の両立による心身の負担が増え、産後うつが生じる場合が多い」と話す。
また、男性の場合は誰にも相談せず、抱え込みやすいという特徴があるという。父親として仕事をして家族を支え、育児もしていかなければならない。こうした思いを抱え込んだままメンタル不調に陥ってしまうという。
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