1. 2024/10/21(月) 10:47:04
■負担軽減の恩恵は主に多子世帯
加速化プランで掲げられた大学など高等教育費の負担軽減も、主に多子世帯が対象だ。ユキさんは「2人目すら迷うのに、3人なんてとても無理。一人っ子のままなら、この先恩恵を受けることはほとんどないかも」と肩を落とす。
■SNS上にあふれる子育ての大変さ
「親ガチャ」や「毒親」といった言葉も並ぶ。
一方、「親として正しくあらねばならない」との意識が同世代間で強まっていると感じるという。「自分たちの世代は、就活を見据えたキャリア教育などで見通しを持って将来を考える計画性が求められてきた。その中で、結婚や子どもを持つという不確実な未来に対して恐怖を感じやすくなっているかもしれない」と言う。
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■育休延長、貯金取り崩して生活… 連日猛暑を記録した今年8月は電気代が2万円近くになった。奨学金の返済もあり、月に3万5000円支払う。 収入面を考えるとフルタイムで復帰するしかないが、子育てと両立できるのかも不安だ。 ユキさんは「金銭面や仕事との両立への不安がなければ、2人でも3人でも産みたい。でも現状では、どんなに子どもが可愛くても1人で精いっぱい」