1. 2024/10/12(土) 17:30:23
福岡市は人口160万人を超える九州最大の政令指定都市だ。ファッションやグルメなど若者向けのコンテンツもあふれている。それでも、就職活動の合間に訪れた東京の原宿や渋谷、表参道の街並みは、故郷とは明らかに違った。
「情報番組や雑誌で取り上げられている最新のお店が現実にそこにあり、実際に利用できることに、シンプルに興奮した」。そこかしこにきらびやかな雰囲気が広がり、「どの駅を降りても『博多駅』という印象だった」と振り返る。
「もともと1人が好きな性格だ。将来的に、この人だなという人が出てくれば、考えるかもしれない」。地元の友人らは大半が結婚し子供も授かったというが、「焦りも特にない」と語る。
総務省の調査によると、昨年に東京に転入した20代の女性は11万人超で、転出者よりも4万人以上多かった。出産適齢期の女性が毎年、大量に流入していることを意味する。
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日本の少子化問題の最大の課題は、地方に住む若い女性が東京圏へ大量流入している現状のトレンドを食い止めることだ。地方では大規模な政令指定都市でさえ、東京へ吸い込まれていく女性が多い。上京後は、高い生活費や子育てに厳しい住環境から、結婚や妊娠・出産への意欲が薄れる。逆に、若い女性が減った地方は少子化が加速するという悪循環だ。