1. 2024/09/28(土) 17:56:42
子どもを持たない人が増えている背景には、経済的な不安、子育てと仕事との両立の難しさ、晩婚・晩産化、価値観の変化に伴う生き方の多様化、婚姻数の低下などさまざまな要因が絡み合う。
対策として、児童手当の拡充、出産の経済的負担の軽減、子育て世帯への住宅支援の強化、男性育休の取得強化(30年までに85%の取得率目標)などを列挙する。
このような少子化対策が進む陰でしわ寄せを受けがちなのが、子どもを持たない女性たちだ。少子化対策が実現しようとするのは「結婚し、子どもがいて、夫が育休を取る」といった家庭像。そのイメージが強いほど、それを達成しない人を傷つけ、見えない圧力を生む可能性が高くなる。
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世界の先陣を切って少子化が進む日本。2050年には3人に1人が子どもを持たない時代になるという推計もあり「異次元の少子化対策」として、子育て支援や両立支援が進む。