1. 2024/09/23(月) 22:50:54
事件当日の午前10時頃、フォックは洗面所で自分の歯ブラシの上に兄が使ったデンタルフロスが置かれているのに気づき、憤慨した。フォックはライターとエアゾール缶を使った手製の火炎放射器でトイレにあった石鹸置きを燃やし、怒りをぶつけた。
その1時間後、石鹸置きの燃えかすを発見した兄は動揺した。そして「弟がこの家から出ていくように仕向ける方法を考えなければならない」と思い、午後2時頃にフォックを懲らしめるため自宅のWi-Fi機能をオフにしてインターネットが使えない状態にした。
これに激怒したフォックは、自作の火炎放射器と肉切り包丁を手にして兄の部屋へ向かい、火炎放射器でドアに火をつけようとした。驚いた兄がドアを開けた瞬間、フォックは包丁を振り上げて兄の右手、胸、右足などを切りつけた。
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シンガポールのニュースメディア『Mothership』によると、フォックと兄は幼少期からあまり良い関係とは言えず、2000年に両親が離婚した後、フォックは母親と賃貸アパートで暮らし、兄と妹は父親と暮らすことになった。その後は別々に過ごしていたものの、2023年3月に母親がアパートを解約したことを機に、フォックは父親のもとで暮らし始めた。