1. 2024/09/11(水) 09:48:31
ご主人は子ども好きで、子育てにも熱心な人でした。結婚をして、養子縁組し、娘さんを実子として育てていくとなると、“ちゃんと礼儀をわきまえた子に”という気持ちも強くなっていきました。
「挨拶ができない、返事ができない、というときなど、注意することも増え、それを娘は窮屈に感じている様子でした。私自身もどうしていいのかわからず、不安定になり、娘がきちんとできないのは私の育て方が悪かったのかもしれないと思い、娘に厳しく接するようになってしまったんですね」。
すると、学校から、娘さんが不安定な様子だと連絡がありました。どうしたらいいのかと悩んでいたところ、「母から『あなたたちの子育ては厳しすぎるのではないか』と指摘され、ハッとしました。もっと娘に寄り添って、娘ファーストにすべきだったのではないか、と気づいたのです。
夫との間に長男が生まれ、娘だけが夫と血が繋がっていないのだから、娘は孤独に陥りがちだったんだろうと思います。本来であれば、血の繋がっている私が一番寄り添うべきだったのに、それができていなかった」。
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hitomiさんが6歳の娘さんを連れて再婚したのは今から10年前。 「夫とは’13年に知り合い、すぐ娘にも会わせました。娘もなついていましたし、『お父さんが欲しい、兄弟が欲しい』とも言っていました。当時、私は37歳で、夫も私も早く子どもが欲しかったこともあり、結婚までスピーディに話が進み、翌’14年に結婚しました。