1. 2024/09/08(日) 13:38:37
「10年弱で、ざっと2億円はホストに貢いだと思います。『担当』からは、DV受けたりして切れちゃったんですけど」
「若い子は目を覚まして欲しい」ホストに「洗脳」され、風俗で稼いだ2億円を溶かした30代女性の後悔(佐藤 隼秀) | マネー現代 | 講談社
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カルティエのピアスに、ロエベの長財布、100万円を超えるオーダーメイドのエルメスのバッグーー。取材に応じてくれたアオイ(仮名・30歳)は、全身にハイブランドを散りばめながらも、「冷房がきついから」とキャラ物のパーカーを羽織る。その不揃いな着合わせが、あっけらかんとした雰囲気を醸し出していた。
アオイはスマホのカメラロールを遡りながら、自分の気持ちを確認するかのように記憶を辿る。
「これまで使った金額を考えるとバカなことしたなって思うんですけど、お金は風俗ですぐに稼げるからいいんです。
ただそれより、ホストから離れたいま、なんとなく生活にハリがないのが悩みなんです。別にこれは、ホストに未練があるとかではないんです。むしろ担当ホストとは絶縁してますし、いま思い返すとうんざりというか、ほんと洗脳されていた感覚に近いです。
当時は、担当をナンバーワンにするため、朝から晩まで風俗で働いて、出稼ぎなどの繁忙期は生理を止めてまで身体を売り続けてきました。それで月500万~600万円稼いで、その半分以上をホストに費やしてました。
出典:gendai-m.ismcdn.jp
だから今は、その反動で、無気力というか、稼ぐ意味も感じられないというか。いまだに風俗やAVの仕事はしているんですけど、稼いだ金を使うアテもないから、スイッチが切れてしまって。
一応、3年で8000万貯めてマンションを買おうと考えたり、ジュエリーやネイルサロンの経営を始めたりして、いろいろ奮い立たせてはいるんですけど、ホストに通っていた頃の熱量はないですね。ホストのせいで人生の歯車が狂っちゃいました。
だからせめて、過去の私のように、若い女の子で搾取されている人がいたら、目を覚まして欲しいなと思って。それで今回、取材を受けたんです」
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