1. 2024/07/20(土) 21:00:04
松宮さんは高速道路交通警察隊に所属。事故が起きた際、スピード違反の車両の検挙を終え、路肩に停めていた覆面パトカーに乗り込むところだった。
そこに田川被告が運転するトラックが時速約80㎞で突っ込んだ。松宮さんは約25mも跳ね飛ばされ、外傷性ショックで即死した。
田川被告は現行犯逮捕された際、事故原因について、“ぼーっと考え事をしながら運転していたため” とだけ説明していた。
しかしその後の捜査で、田川被告はトラックのセンターボックスに備え付けた携帯電話ホルダーに、自らのスマートフォンをセッティングし、YouTubeを視聴していたことが判明した。
YouTubeの視聴は、阪和道に入る10分ほど前からすでに始まっていた。ドライブレコーダーの映像には、被告のトラックが “蛇行運転” する様子がはっきり映っていた。
そして事故が起きる3秒前に、被告がスマホの画面をタッチしていたことも確認されている。
(遺族の意見陳述)
「どうして主人が亡くならなければいけなかったのか分かりません。被告がしっかり前方を見て運転していれば、今回の事故は起こらずに済んだのです」
「交通事故を防ぐために働いていた主人は、まさか自分が交通事故で亡くなるなんて、思っていなかったでしょう」
「本当に大切な存在だった。奪わないでほしかった」
被告は悲痛な陳述を、うなだれて聴いていた。
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警察官の命を奪ったのは、「ながらスマホ」の運転だった。去年7月末に阪和自動車道で、大阪府警高速隊の警部補が殉職した事故。過失運転致死の罪に問われた男は、警部補と衝突する3秒前にも、スマホの画面に触れていた。法廷には遺族の悲痛な陳述が響いた。