1. 2024/07/16(火) 21:26:28
「オミクロン株の派生型だそうですけど、下痢があるかなというところと、味覚障害の発症がちょっと少ないかなと思います」
名古屋市衛生研究所の柴田伸一郎部長:
「患者さんの数は週を追うごとに増えているという状況です。『KP.3』はアメリカでちょっと前に流行していて、インバウンドで海外からの外国人旅行者も多い状況で、いずれは入ってくるだろうなと思っていたので」
名古屋市では6月中旬ごろに初めて「KP.3」を検出し、7月16日現在、感染者のおよそ8割を占めています。「KP.3」はワクチンが効きにくく、従来のオミクロン株の中では重症化リスクが高いのが特徴だといいます。
柴田伸一郎部長:
「『KP.3』というのはワクチン株から逃れられるような性質をもっていて、重症化する比率が今まで流行していたオミクロン株よりは高い。基礎疾患のある方、高齢者の方は、重症化リスクが高いのは事実なので、ぜひ医療機関にかかっていただいた方がいいと思います」
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専門家「ワクチンから逃れやすい」コロナ感染再拡大 新たな変異株『KP.3』とは 下痢があり味覚障害少なく | 東海テレビNEWS