1. 2013/10/03(木) 23:35:54
「あるとき、NHKの女子アナが『普通においしい』って言ったのです。それを聞いて、『ここまで来たか』と思いました。NHKらしくないところを見せたかったのかもしれませんが、安っぽいカン違いだなぁと思いました。」
「言葉遣いというのは本来きちんとできてないといけないことです。『マジ』『ヤバイ』『ぶっちゃけ』など、語感が汚い言葉もよく使われていますが、『言葉は男っぷり、女っぷりを三割下げる』のです。せめて、きちんとした言葉と若い人の言葉の両方を使えるバイリンガルにならなければと思います。」
「最近はやみくもですよね。『8月とかって、暑い? じゃないですかぁ』って…、『8月は暑い』って言って何も困らないわけなのに全部あいまいにぼかす。『新幹線? けっこうスピード↑出すってか』って断定しない。」
「社会的にもわけがわからない言葉がまかり通っています。『患者様』は今や当たり前ですし、『おコート様のほうと、おバック様のほうをお預かりします』と言われたこともあります。お客様に対する敬意なわけだけど、へり下っておけば安心という防衛策を感じます。」
NEWSポストセブン|内館牧子「おコート様のほうをお預かりします」と言われ愕然
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さまざまな場面で指摘される「日本語の乱れ」。脚本家で元横綱審議委員の内館牧子さんは、近著『カネを積まれても使いたくない日本語』(朝日新聞出版刊)で、世の中の乱れた言葉遣いに一石を投じた。内館さんが、言葉の乱れにもの申す。
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出典:www.officiallyjd.com