1. 2024/06/17(月) 23:13:15
ロピアが人気店となるのは間違いないが、そちらにも、バローがいる。最近のバローの「デスティネーション・ストア」は負けず劣らず魅力的だ、と。
■売上高8000億円超、中部地方屈指の小売りグループ
それまでのバローは、(略)どちらかと言えば、オーソドックスな(ある意味、無機質な)スーパーだった。
出典:image.news.livedoor.com
バローはこのノウハウを求めてタチヤをグループに招き入れ、バロー化することなく、逆にその手法をバロー店舗に実装していった。
わかりやすいのが、鮮魚売り場で丸魚を大量に並べて、昔の魚屋さながらの接客販売を行い、セールストークに引き込まれた来店客が次々に調理加工を頼んでいく。そこに、店内DJであおりを掛けると、さらに人が群がる。生鮮目当てで来店した客は、せっかく来たので生鮮以外の商品もひと揃え買って帰るため、従来店よりかなり売り上げが増えるようだ。
生鮮部門にかかる労力とコストは増えるのだが、それ以上に売り上げ貢献が大きいため、結果、収益が増える、といった仕組みである。
名古屋に鳴り物入りで乗り込んだロピアと、名古屋の生鮮王タチヤがプロデュースするバローデスティネーション・ストアが激突すれば、地域のスーパー業界にも大きな刺激となるに違いない。
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ディスカウント型スーパーマーケットのロピアが本拠地の関東から出て関西、中部、九州等へと急速に出店エリアを拡大している。…こうした現象を見た現地のマスコミから「地域スーパーはどうなる」といった問い合わせが来ることになるのだが、多くの場合、地場スーパーにとっては大きな脅威であることは間違いないものの、サービス競争がより激しくなり地域の消費者にとってはいいことではないか、といった趣旨のお答えをしている。しかし、最近会った中部地方のマスコミの方からの質問には、ちょっとニュアンスの違う回答をした。