1. 2024/05/27(月) 17:45:10
九州で線状降水帯による大雨のおそれ 気象庁は府県単位での事前情報を初めて発表 - ウェザーニュース
weathernews.jp
気象庁は今夜から明日28日(火)にかけて鹿児島県、宮崎県で線状降水帯が形成され、大雨となるおそれがあるとして情報を発表しました。
気象庁は鹿児島県や宮崎県では線状降水帯が形成された場合、大雨災害の危険度が急激に高まるとして、早めの警戒を促す事前の呼びかけを行いました。
東シナ海から九州南部には、空気中に含まれる水蒸気の量を表す指標のひとつ相当温位340K以上の湿った空気が流入し、大量の水蒸気が供給されるとみられます。このため局地的には1時間に50mm以上の非常に激しい雨や80mm以上の猛烈な雨が予想される状況です。
低気圧の東進に伴って、激しい雨のエリアは東へ移っていきます。今夜から明日の午前中にかけては九州南部、昼過ぎにかけては四国や近畿、夕方は東海や北陸を活発な雨雲が通過する見通しです。
総雨量は西日本、東日本の広い範囲で100mmを超え、四国や紀伊半島、東海の多い所では200mmを超えるとみられます。線状降水帯が形成された場合は、さらに多くなるおそれがあり、大規模な道路冠水や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫、土砂災害などに警戒をしてください。
夜になると関東西部や北部を中心に発達した雨雲が広がり、1時間に30mm以上の激しい雨の降る所があります。風はさらに強まるため、鉄道に遅れが生じるなど交通機関に影響が出るような荒天になる見通しです。
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出典:smtgvs.cdn.weathernews.jp