1. 2024/05/03(金) 17:23:38
Amazonの「レジなしストア」が商品を正確に検知できていないという報道は以前からある。
米CNBCが22年8月に配信した記事では、ケイティー・スクーロヴ記者が商品を手に取り、退店したところ、購入していない商品の代金が彼女のアカウントに請求される様子が報じられた。
「店内でもかなり監視の厳しいエリアを素早く通ったところ、誤請求を受けてしまいました」とスクーロヴ記者は語る。
何も気にせず店舗を立ち去れることがジャスト・ウォーク・アウトの最大の売りであるはずだが、後から届く明細を毎度確認しないといけないのであれば、目の前で登録してくれる有人レジの方がまだ安心で使い勝手がよいだろう。
出典:president.ismcdn.jp
ジャスト・ウォーク・アウトの問題は、正確性にとどまらない。プライバシーにも重大な懸念があると指摘されている。最大の問題は、尋常でない数の店内カメラだ。
ジャスト・ウォーク・アウトに見切りを付けたAmazonは、代わりにスマート・ショッピングカート「ダッシュ・カート」を導入する。店内にカメラを設ける代わりに、車のダッシュボードのような装置をショッピングカートに搭載したものだ。
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米Amazonが進めてきた「レジなしストア」が岐路に立たされている。 Amazonはアメリカとイギリスの一部地域で、生鮮食品などを扱う実店舗のスーパーマーケット「Amazonフレッシュ」とコンビニエンスストアの「Amazon Go」を展開。このうちフレッシュの一部店舗とGoの全店舗で、「レジなしストア」を売りにしていた。 だが、Amazonは今年後半以降にオープンするAmazonフレッシュの店舗について、レジなしシステムを導入しない方針を表明した。フレッシュの既存店でも、改修のタイミングで撤去する方針だという。