1. 2024/05/02(木) 19:12:33
「立ち止まれない街」「座るにもお金がかかる街」と言われる渋谷、ガラガラな渋谷モディでも「スタバ」は大混雑に。なぜこんなに「カフェが混む」ようになった?(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
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渋谷で、次の時間まで予定が空いてしまった。何をしようか、と思って、無意識的にカフェを探す。渋谷にはチェーン店をはじめ、カフェが多い。試しに近くにあるスタバを覗いてみるが、行列。他のスタバも行列。い
こうした現象は、スタバだけでなく、他のカフェチェーンにも言えることだ。ドトールやタリーズなど、休日では本当にどこも行列している。明らかに、カフェの数が足りていない。
■「街で時間を潰す」意識が無くなってきた
(略) 一方、私がここで考えてみたいのは、「都市」側の問題である。具体的にいうと、「都市の中で、“何もしなくていい滞留空間”が減少したこと」に、「渋谷のカフェ混みすぎ問題」の理由の1つを探ってみたいのだ。
ここから詳しく説明するが、かつては街の中をぶらぶらみて回ったり、あるいはそこに居座ったりすることができたが、現代ではそうした機会が失われつつあるのではないか、という仮説だ。
とても簡単に言えば、「ちょっと時間を潰す」ことが、今の都市では難しいのではないか、ということだ。
実際、私のことを思い返してみても、待ち合わせ時間まで少し時間が空いたときに、「よし、街をぶらぶらしようか」とか、「ちょっとそこらへんの店に入ろうか」とか、「その辺りのベンチに座ろうか」という気分にならず、無意識で「カフェに行くか」ということを選んでいる。
私たちの選択肢の中から、「街で時間を潰す」ということの存在感が薄れてしまっているように思えるのだ。
出典:tk.ismcdn.jp
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