1. 2024/04/25(木) 14:28:26
「(金額は)1校あたり100万~200万円だ、と」
■塾から総額で770万円にも上る「見積書」がメールで届く
小誌はAiQの塾長(当時)と裕子さんのやり取りを記録した音声を入手。志望校の先生に“心づけ”を渡すことを勧める塾長は、こう語っていた。
〈体操や行動観察、面接の何人かの採点をする先生に、だいたい1人30万とか50万とか〉〈「入れても問題ない」っていう子は点数入れてくれますから〉
その後、裕子さんのもとには塾から「受験サポート料」という名目で、1校あたり150万~200万円、総額で770万円にも上る「見積書」がメールで届いた。
「有名塾が賄賂の斡旋みたいなことを堂々としていることに驚きました。あまりに怪しい話だったので、結局、私はお願いしませんでした」
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「早稲田実業学校初等部64名」「慶應義塾幼稚舎65名」などの合格実績を誇る小学校受験向け塾(幼児教室)の「AiQ(アイキュー)」が、塾に通う子供の保護者に「私たちを経由して志望校の先生に“心づけ”を渡せば点数調整ができる」などと“賄賂の斡旋”をしていたことが「週刊文春」の取材で分かった。